行政書士VS社会保険労務士

行政書士VS社会保険労務士~収入の仕組みの差~

行政書士と社会保険労務士は、開業してからの収入の仕組みがまったく違います。

☆行政書士の収入の根幹

・単発契約が主体(依頼主から持ち込まれる相談ごと(何らかの、行政手続きに関する書類作成が中心)に応じて契約を交わして、それへの対価として報酬を受け取る)

☆社会保険労務士の収入の根幹

・顧問契約が主体(法人等の顧客と顧問契約を交わして、その法人が雇う従業員の労務や社会保険に関する相談ごとの解決にあたる(顧問契約のため、期限の定めなく業務にあたり、毎月定額の報酬を受け取る)

行政書士や社会保険労務士の収入はこうしてみると決定的な違いがあります。
社会保険労務士の場合、従業員の毎月の社会保険の支払いに関するサポートといった、持続的な業務が
多数発生します。そのこともあるのでしょうが、社会保険労務士は顧問契約を期限の終わりを決めずに結んでおいて、いつまでも業務を遂行していくパターンが常識なのです。
これは率直な話、ものすごい利点です。いつまでも定額の報酬を毎月振り込んでもらえるわけですから
社会保険労務士は行政書士と比べたら収入を安定させやすいといえます(もちろん社会保険労務士にも単発の依頼は随時入ってきますし、行政書士にしても仕事を評価されれば類似する依頼を定期的にお願いしてもらうようにはなれますが)。

こうして書いていると、行政書士のほうが、分が悪く見えそうですね。もっとも社会保険労務士の顧問契約は毎月数万円~、といった顧問契約を増やしていかないといけませんが、行政書士の場合は内容によっては10万円単位、たとえば報酬額が20万円や30万円に達する依頼を受けることもできますし、しかもそれを連続して受けるようなチャンスもあります。安定性では社会保険労務士に明らかに分がありますが、行政書士にもいい点はあるわけです。

ここまで行政書士や社会保険労務士の収入の原理を書いてきましたが、新米のうちはこうした仕事や契約をとるだけでもたいへんですね。こうした時期を乗り越える方法も知っていたほうがいいですが、行政書士や社会保険労務士の収入の番外編をいくつか書いておきます。こうした手を使って、新人行政書士(or社会保険労務士)の時期の収入を確保することも視野に入れておくといいでしょう。

・学校や通信講座での講師の仕事

今はベテランとして事務所を切り回している行政書士・社会保険労務士も、初期はわりとこの手の仕事で収入を確保していた人たちは多いですね。

・自治体や行政への協力

近年の法や社会制度の改変は多すぎるため、公の団体等から協力を要請されるチャンスもあります

・セミナーや講演等の依頼

一般市民への啓蒙目的で、説明を依頼されるようになると、1回ごとになかなかの収入につながることがあります

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